当クリニックを
初めて受診される方へ
伝えたいこと

知っている人は悪くならない

ご存知ですか?
人生の先輩が後悔していること

55〜74歳の男女1060人に「人生の振り返り」に関するアンケートを行ったところ、「歯の定期検診を受ければよかった」という意見が全体の1位になりました。(引用元:雑誌プレジデント 2012年11・12月号)
年代によって若干の変動はあるものの、人生の先輩たちがいかに歯の大切さを痛感しているかを知っていただけると思います。

55〜59
  • 1
    スポーツなどで
    体を鍛えればよかった
  • 2
    日頃からよく歩けばよかった
  • 3
    歯の定期検診を受ければよかった
  • 4
    腹八分目を守り、
    暴飲暴食をしなければよかった
  • 5
    肌の手入れをすればよかった
70〜74
  • 1
    歯の定期検診を
    受ければよかった
  • 2
    日頃からよく歩けばよかった
  • 3
    スポーツなどで
    体を鍛えればよかった
  • 4
    なんでも相談できる医師を
    見つけておけばよかった
  • 5
    地域の福祉サービスについて
    学んでおけばよかった

60歳未満では見た目や体力面の衰えを気にしている意見が多いですが、
70歳以上では歯の健康への後悔がダントツです。
「歯を失うと食事の楽しみが半減する」といった意見のほか、
歯の喪失や歯周病などの疾患は、認知症や心臓疾患、動脈硬化といった体の病気との関連性も指摘されることもあり、
年齢を重ねるほどに歯の問題は深刻になっていくのが分かります。

10年後、20年後に後悔しない
ために

歯は人間が質の高い生活を維持していくために決して失ってはいけない大切な体の一部です。そして歯は適切な管理を継続させなければ早期に失ってしまいます。
皆さんの中には歯を失うのは老化現象の一つと考え、高齢になったら入れ歯を入れるのが当たり前のように思っている方もいますが、それは間違っています。
歯を早期に失う方のほとんどの原因は大きく分けて4つです。

歯を早期に失う原因
  • 食生活習慣の問題
  • 適切な衛生管理(予防)不足
  • 不適切な歯科治療の繰り返し
  • 事故

この中で①②は患者さん自身の自己管理(予防)の不足によるもの、③は歯科医療提供側の技術的な問題です。つまり、患者さんの自己管理(予防)と医療提供側の技術のバランスが取れると歯の健康は長期間健康に維持され、失う確率はかなり減少されます。

*

「痛みや不調が出るまで歯科受診しない」「治療に関して歯科医師まかせにしている」という方に、知っておいていただきたいことが2つあります。
1つは不調が現れる前に予防・メンテナンスを受けていれば不調が起こることは防げるということ。
もう1つは「症状の改善」は完治を意味していないということです。
場合によっては新たな問題を残し、後に更なる大きな問題として降りかかってくる可能性があります。日本人の多くは不調が現れるまで歯科医院を受診することはなく、症状の改善が得られれば歯科医院から離れ、また不調が現れたら受診して…を繰り返しています。

歯は老化現象で抜けるのではなく、むし歯や歯周病などの病気になって抜歯されます。また、よく体質のことを気にされている方がいますが、ほとんど関係ないと思います。日本では8020運動を行わなければならないほど歯が残っていない一方で、諸外国では多くの歯が残っているためこのような運動はありません。
この違いは、口腔の健康を維持するための”患者さんの意識”と”歯科医院の取り組み”ができているかの結果によるものと言えます。

口腔の健康を
維持していくために

つまり、患者さんの一生涯を見据えた「精密な治療」で危険因子を取り除き、「予防処置」でこれらを維持していくことです。

治療の質+予防の質

口の中には病気の原因となる細菌が常に存在しているため、それらの細菌を一生減らし続けなければなりません。これを自分自身のみの管理で行うのは困難だと思います。だからこそ、当クリニックでは以下のような取り組みで、患者さんの健康をサポートしています。

長期間の健康維持を目的とした
当クリニックの取り組み
  • 食生活習慣・治療歴・歯垢などのリスク評価と改善策のご説明
  • 一人ひとりの状態に適したメンテナンスとクリニックの活用法の説明・実施
  • 自分に合った清掃道具の選択と清掃法の説明・実施
  • 疾病に対しての幅広い選択肢の提示と、丁寧で精密な治療の実施

その治療法が、ご自身の体に
どのような影響を及ぼすのか
知っていますか?

当クリニックでは、再治療を防ぐための精密な治療を前提とした”検査”と”十分な説明”を重要視し、しっかり時間をかけています。初診時には必要に応じて応急処置(痛みの除去、噛めないといった状況の改善)を行いますが、やり直しができない歯の治療において、どの治療法を選択するかによってその後の健康維持に大きく差が生じるので、まずはその点を事前に十分ご説明し、ご理解いただいてから治療に入ります。

マイクロスコープによる治療状況を録画してご説明
  • 1.今患者さんが困っている症状(状態)の原因を説明
  • 2.問題を解決するための治療法を説明(リスク、予後、期間、コスト etc…)、その上で患者さん自身が選択
  • 3.再発を防ぐための方法について説明し、実施

口の中の事や病気の原因、解決法の選択について、その解決法(治療法)が体に及ぼす影響等、皆さんにはわかりにくい点が沢山あると思います。

これらを出来るだけわかりやすくお伝えできるよう様々なツールを用いて説明させて頂きます。何事も正しく「知ってもらう」ことがスタートになりますので説明の時間を十分にとらせて頂きます。ご不明な点はいつでもご質問ください。

*

特に治療法の選択に関しては慎重にご検討ください。
再発リスクの高い治療法の選択は、歯の寿命を縮めます。歯は再生能力がありませんので一度治療を受けられると後でやり直しがしにくくなるという特徴があります。何を選択基準にするかは皆さん個々の歯に対する価値観によって異なりますが、大きな手術を行うのと一緒でどの治療法を選択するかによって体への影響、将来の予後予測は異なりますので、皆さん個々に対する適切な方法を一緒に考えていきたいと思います。
皆さんは今までの歯科治療の経験から、すぐに治療を開始されないことに疑問がわくかもしれません。しかし、治療方針がしっかり決定してから治療を行った方が結果的には質の高い(再発の少ない)治療が行え、長い人生の中で歯医者に「治療」で通う時間は短縮できると思います。

幅広い歯科医療を
高い質でご提供するための
分担・担当制

当クリニックでは、様々なお悩みやご希望に応え、幅広い診療に対応できるよう、診療内容に応じた歯科医師の分担制を採用しています。これにより、より円滑・短期間で治療を進めることができます。さらに歯科衛生士を担当制にすることで、患者さんの口腔内の些細な変化も見逃さず、健康の長期管理に貢献します。

院長の担当は、当クリニックの専門分野である歯科用実体顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた根管治療、セラミックスによる審美精密補綴治療、インプラント治療、歯周再生外科・形成外科治療、これらを世界基準(標準)の治療ガイダンスに沿って行います。

当クリニックの診療の流れ

  • 1
    初診問診記入・カウンセリング
    初めて来院される患者さんの歯やお口に対する悩みや疑問を、「トリートメントコーディネーター」が伺います。
    *
  • 2
    診察・検査
    お口の中を拝見し、口腔内の状態を把握するための各種検査を行います。
    その後、歯科医師による診査と、痛みや腫れなどの症状が診られる場合は、必要に応じて応急処置を行います。
    *
    精密検査のご案内
    DETAILED EXAMINATION

    治療に対する患者さんのご希望とお口の状態によって、精密検査を行っていきます。無理に勧めたり、すべて必ず行うわけでは無く、必要と思われる検査を選択して行います。

    • *

      顔写真、口腔内写真

    • *

      研究用模型作製、咬合器付着

    • *

      デンタルレントゲン
      (14枚法)

    • *

      セファロ撮影(正面・側面)、顎関節撮影

    • *

      CT撮影(片顎)

    • *

      精密歯周組織検査

    • *

      顎運動測定(アキシオグラフ)

    • *

      パノラマレントゲン撮影

  • 3
    現状のご報告と
    治療方針や治療に対するご希望
    についてカウンセリング
    現状のご報告と今後の治療方針についてのご相談。
    *
  • 4
    治療開始
    お口の病気はむし歯だけではありません。歯周病は歯を失う大きな原因です。できるだけ長くご自分の歯を残すために、歯周病の治療もがんばって受けてください。
    *
  • 4
    健康維持のためのメンテナンス
    歯周病治療もむし歯の治療も終わり、ピカピカに!
    今の良い状態を維持するためにも定期健診の受診をおすすめします。定期健診は、お口のチェック、細かな部分のクリーニング、フッ素塗布を行い、汚れの再付着を防止します。
    *
予防・定期検診に取り組む
メリットは、
健康だけでは
ありません!
  • 定期的な歯科検診を受けている人ほど、受けていない人に比べて
    年間医療費が少なくなることがわかっています。
    引用:平成25年度 香川県歯の健康と医療費に関する実態調査

    *
  • さらに、予防・定期検診によって歯を多く残せた人ほど、
    歯がない人と比べて年間医療費が1.5倍かかるという現実があります。
    引用:平成25年度 香川県歯の健康と医療費に関する実態調査

    *

一生口の中に残る、
歯の治療価値

~当クリニックの考える、
保険診療と自由診療の違いについて~

治療を受けられると「保険診療にしますか?それとも自由診療にしますか?」と聞かれたり、アンケートや問診表に記入したりする場合に迷うことはありませんか?保険診療を希望すると、果たして十分な治療が受けられるのかと不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

保険診療は、国が定めた材料と技術で最善の治療をします。決して不十分ということはありません。しかし、時には保険診療以外の材料・手段を用いる自由診療(保険外診療、自費診療と呼ばれることもあります)を提案することがあります。これは、保険診療には治せる範囲に限界が存在しているからです。

私たちは常に最適な治療を提供したいものです。そのため患者利益になるよう選択の幅を広く持っていただきたいと思っています。なぜなら、病状によっては限られた制約の中での保険診療では十分な治療が行えないことがあるためです。医療は日進月歩で進歩しており昔は治せなかったものが今は治せる技術がたくさんあります。でも、残念ながらそのすべてが健康保険では対応されていません。また保険診療が体に安心なものではないこともあります。

歯科治療の特徴として歯を治すにはその材料・技術・設備がバランスよく充実していなくてはなりません。これらを十分満足させるためにはお金がかかります。そのすべてを国が保証してくれることはありません。つまり必要最低限の医療でしかなく、一時的な症状の改善は見込めるかもしれませんが、長期間の安定は見込めません。

また、歯科の技術は患者様には客観的に評価しにくく痛みがなくなると治ったものと思われがちです。命にかかわることが少ないのも軽視される要因なのかもしれません。日本以外の多くの国の国民は歯科治療には多額の費用が掛かることは当たり前の事だと認識しています。これには歯科治療には高い材料・高度な技術・高額な医療設備が必要になるからなのです。患者様のお口の中の状況、生活環境や生活習慣、将来性などを考慮し、最適と思われる材料と技術を選ぶと、治療計画が保険の適応範囲を超えることが現在は多くあります。

自由診療は
①使用する設備・機器
②被せ物や入れ歯などの製作方法
③病気を治すために用いる材料・内容・薬品・器材
も異なるので、保険診療に比べて費用は高くなります。予算に限度がある健康保険では理想の治療をできないことが多くあるのが現状。全ての治療において価格と価値のバランスを上手にとれていることが大切です。価値が同じであれば安い方がいいのは当然ですが、歯科に限らず、良いものは決して安くないというのは当たり前ですよね。

しかし、われわれ歯科医師が自ら治療を受ける場合に保険診療を受けるということはほとんどありません。患者さんには保険診療しかすすめない先生でもそうです。それはお金もちだからではありません。自費治療の価値を十分理解しているからです。自分にはしてほしくない治療を患者様に勧める。これをどう思いますか?

しかし、今しっかり治したい、今は余裕がないが近いうちにしっかり治したい、できるだけ虫歯や歯周病を予防したい、などなど。皆さん、価値観は異なります。そのため、治療計画や方法、その治療を受けた場合の体への影響などを十分理解することが重要です。医学的に理想の歯科治療を追求すると自然に自由診療による治療を選択されることになると思いますが、経済的な状況なども考慮してご自身の希望を何なりとお申し付けください。

自由診療は一生大丈夫と保証できるものではありませんが、長い人生の中で他の治療法より長い期間安定して体を守れる治療法だと思います。人の寿命の延伸に伴い、歯の保存期間・健康も延伸させる必要性が高まっています。体が資本、それに必要な健全な食事は、歯が無ければ実現できません。年を重ねても若い頃と変わらず何でも食べられる機能を保つことは、健康寿命の延伸に大きく貢献するのです。
保険診療と自由診療には一長一短があります。一緒にベストバランスを見つけていきましょう!

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