様々な症状に合わせた
歯周病・外科治療

~日本人が歯を失う原因の第1位~

望月デンタルクリニックの
歯周治療の特徴
  • 1.高度な外科治療や難症例にも対応できる環境・技術・知識
    (国内外問わず研修や勉強会に多数参加し、日々進化する歯科医療の研鑽に励んでいます)
  • 2.口の中の状況や肉眼で確認できない細菌をわかりやすく説明する設備
  • 3.患者さんごとに異なる口腔内環境や細菌に合わせて、適切な歯周治療を実践
  • 4.治療後はプロによる管理やメンテナンスで、歯周病の発症・再発リスクを予防

歯周病とは?〜ギネスブックにも載っている
  全世界で蔓延している感染症〜

長い間歯根の表面に歯石が付着することで、歯石と歯肉が接触し免疫反応が起こります。歯肉が腫れ、歯を支えている骨(歯槽骨)が吸収される病気で、以前は歯槽膿漏と言われていました。
最初は歯と歯肉の境目(歯肉溝)についた歯垢(プラーク)の中にいる細菌により、歯肉が炎症を起こし赤く腫れて、ブラッシング時に出血します。しかし、痛みは全くありません。

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さらに進行すると、歯肉の中の歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けて、膿が出たり歯が動揺し始めます。この時期になると、やっと自覚症状(痛みや腫れ)が現れます。そして、最後には体が歯を異物と認識し、自然に排除します。

歯周病の原因は?
〜口の中の常在菌の増殖〜

口腔内には常在菌が存在しており、健康な時には体の組織と均衡を保っていますが、口腔内の常在菌が増殖(プラークの蓄積)したり、歯周組織抵抗性の低下、生活習慣(喫煙、栄養)などにより、歯肉溝の内側から体内に入った細菌と、それと戦う自分の免疫の反応が歯周組織で繰り広げられ、歯周組織は徐々に破壊されていきます。
体の免疫反応は、①直接細菌を攻撃するものと ②病巣から組織が離れていく(歯槽骨の吸収)反応が起こっていきます。

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歯周病が進行すると
どうなってしまうのか?
〜日常生活で様々な困難が生じます〜

  • 1
    虫歯と違って修復ができません。歯の周りの組識が破壊され、歯の外形はそのままの状態を保ち抜けていきます。
  • 2
    歯と顎の骨は頬の内側で顔を支えているので、これを失うと顔貌が変化します。
  • 3
    食事やしゃべることが困難になっていきます。(動物が歯を失うことは死を意味します)
  • 4
    咬むことができなくなる事で脳への血液供給と刺激伝達能力が減少し、認知症のリスクが高まります。
  • 5
    血や膿が多く出るため口臭がひどくなり集団生活で支障が出ます。(日本人は相手に口臭があってもあまり指摘してくれません)
  • 1
    心臓弁膜症の人などは、若くても細菌性の心内膜炎を起こすことがありますが、原因菌の代表は口の中の細菌です。
口腔内の出血から血管内に細菌が侵入し全身疾患を引き起こす

歯周病が進行している人は、首から上に手のひら大の膿んだ傷口をほったらかしにしているのと同じ状態で、日常的に菌血症(血液の中に細菌が流れ込んでいる状態)を起こしています。これは大変危険な状態です。
心内膜炎のほかにも動脈硬化、脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、関接リウマチ、低体重児出産など様々な全身疾患を誘発、増悪させる原因になります。

歯周病の進行と症状

  • 健康な状態
    *
    • 歯肉がピンク色をしている
    • 歯肉溝の深さは1~3ミリ
    • 歯肉から出血はない
    • 歯槽骨が歯根のほとんどを覆っている
  • ①歯肉炎:
    歯肉のみ炎症が起きた場合で
    歯槽骨には影響がない状態
    *
    • 歯肉が赤く腫れる
    • ブラッシング時に、歯肉から出血する
    • 口臭がする
  • ②歯周炎:
    歯肉や歯槽骨まで影響がある場合
    *

    歯肉炎の症状に加え、

    • 歯肉がブヨブヨと腫れる
    • ブラッシングで膿も出てくる
    • 歯と歯の間が広がり、食べ物がよく詰まる
    • 歯がグラグラする
    • 噛むと痛む
    • 歯槽骨の吸収が起こり始める
    • 歯肉が退縮し歯が長く見える
    • 口臭がひどくなる
  • ③歯周炎:重度
    *

    歯周炎の症状に加え、

    • 咬むことが困難
    • 歯が抜ける
    • 口臭がひどくなる
  • ④最終的には…
    *
    抜歯の原因

歯周外科治療のご案内

歯周病治療は、発見されたら早期に行わないと治療法が難しくなり、完治が見込めなくなります。
比較的軽い歯周病(浅いポケット)であれば、歯や歯の周りを清潔に保つ治療(ブラッシング・スケーリング)を続ける事で治すことができます。しかし、炎症が歯肉の奥まで進行し、歯周組織の破壊がひどい場合には、歯周組織を回復させるための歯周外科処置が必要になります。
特に中等度~重度歯周炎に罹患した場合、歯周病の原因である歯石は歯根の深い位置に付着しているため外から取り除くことは不可能になります。これを取り除くために歯肉を切開して歯根に付着している歯石を目視できる状態にして取り除き、炎症のため凸凹になった歯槽骨を平らにならしたり、再生させ炎症の進行を止める処置を行います。

歯周病が進行していてもほとんどは症状が出ず、見た目にも変化は見られませんが…

以下のグラフは、歯石の除去率に関してポケットの深さとスケーリング、ルートプレーニング、術者の技術(経験度)を比較したものです。

スケーリング/ルートプレーニングの効果の限界

FOP=歯周外科処置 SC=スケーリング RP=ルートプレーニング
(手用スケーラーと超音波スケーラーを使用)
単根歯は1歯につき平均5〜10分、複根歯は1歯につき11〜15分SC/RPを行う

単根歯におけるSC/RPの効果
複根歯におけるSC/RPの効果

このデータから読み取れる重要なことはポケットが深くなっていくと、たとえ専門医による外科処置を行っても、歯根に付いた歯石を完全に取りきることは困難であるということです。言い換えればスケーリング・ルートプレーニングだけでは歯石をかなり取り残す(病気の原因が取れない)ことになるということです。

目的に応じた歯周外科治療

切除療法(フラップ手術)

− 奥深くの汚れをきれいにする

歯石が歯周ポケットの奥深くに入り込んでいて外側から取りきれず残ってしまうと、歯と歯肉はくっつきません。局所麻酔をしたのち歯に沿って歯肉を切開して歯根を露出した状態で歯根に付着した歯石を徹底的に除去します。

  • Modified Widman Flap
    上顎前歯部における歯周ポケットに対する術式の1つとして、特に術後の審美性を考慮しなければならない症例に用いる
    *
  • Apically Positioned Flap
    臼歯部で審美性に関係がない場合や、術後の清掃性を最優先する症例などで、歯周病の再発を防ぐために最も効果的な方法
    *

歯周組織再生療法

− 破壊された骨を再生させる

歯周病が進行して歯周組織の破壊が歯槽骨にまで及んでしまった場合、歯根に付着した歯石を除去しても吸収された歯槽骨は完全には回復することはできません。歯槽骨が壊れたままでは歯肉が健康だった時よりも長くそして弱く歯にくっついている状態になりますので、本来歯を支えるための歯周組織の機能が低下し、口腔内の細菌に対して抵抗力が弱くなってしまいます。
そこで吸収してしまった歯槽骨を再生させ、歯周組織の状態を改善させます。局所麻酔をしたのち歯肉を開いて歯根をきれいにし、吸収した歯槽骨に細胞が誘導され定着する環境をつくり歯肉を戻して縫合し終了です。

歯周組織再生材料の
エムドゲインゲルを使用

エムドゲインゲルは、赤ちゃんの時の歯の発生過程の研究から生まれた、歯周病患者様のためのブタ歯胚組織を使用した歯周組織再生材料です。

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エムドゲインゲルを用いた歯周外科治療
手術の前に歯周組織の状態を調べるため、歯周ポケットの深さの計測、レントゲン撮影など、治療に必要な検査を行います。
また手術は麻酔をかけて行います。手術にかかる時間は1時間前後で、入院は不要です。
※エムドゲインを使用した治療に適合しているかは、歯周病の進行具合や、患者様の健康状態にもよります。
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    歯肉の切開
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    歯肉の剥離
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    歯根表面の清掃
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    エムドゲインゲル
    の塗布
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    縫合
当クリニックの院長はエムドゲインが認定する研修の他、国内外問わず歯周治療に関連する多数の実習・研修会に参加し、知識・技術の研鑽に励んでおります。
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▲イタリアにて、再生療法の世界的権威であるコルテリーニ氏とトネッティ氏に直接指導を受けました

機能的な歯周組織を取り戻すまでに、数ヶ月から1年程度かかります。
歯周組織が再生する期間は個人差があり、歯周病の進行具合によっても異なります。
歯周病を再発させないためには、歯や歯の周りを清潔に保つことが大切です。
治療が終了した後も、口の中の衛生状態を定期的に検査するようにしましょう。

歯周形成外科
(歯肉退縮、歯槽堤増大)

− 歯肉を美しく、ブラッシングもしやすく

日本ではあまり聞きなれない分野ですが、笑顔の美しさを大切にする欧米では頻繁に行われている処置です。強すぎるブラッシングや矯正治療などにより部分的に歯ぐきが下がってしまい、知覚過敏(冷たいものがしみる)が出たり歯が長く見えたりするのを元の状態に戻す治療でもあります。
また、笑うと歯ぐきが大きく見える、歯ぐきのラインが左右非対称、歯ぐきの色が悪い、ブリッジの入っている歯ぐきが下がっていて物が詰まるなどの状態も歯周形成外科を行うことによって改善でき、歯と歯ぐきのバランスを整えることができます。
素敵な笑顔は、健康な歯と健康な歯ぐきのバランスによって生まれるものです。魅力的な笑顔は、外見的な美しさだけでなく、精神的な豊かさや若さの象徴でもあるといえるでしょう。

  • 症例実績集
  • 料金表
歯周病の改善には、
治療より
患者さんの協力が重要です

歯周病は急に悪くなる病気ではありません。自覚症状が出にくい特徴があるため「歯が揺れる」「歯茎が痛い」というはっきりとした自覚症状が出た時にはかなり進行した状態です。

原因は口の中の細菌の繁殖ですので細菌の量を減らしていかなくてはなりません。
つまりこの種の病気(生活習慣病)は医院で治す部分より、患者さん自身が自分で治す部分が大きいため、基礎研究がいくら進歩しても治療法は昔からほとんど変化はありません。結果、特効薬はなく患者さん自身の協力度合(生活習慣の改善とセルフケア)に大きく左右されるということです。ただひどくならないうちに対策を行えば進行を抑えることができるため、この段階で意識を変えていただき治療に協力していただければ簡単に治る病気でもあります。

ひどくなった歯周病治療は難しい?

感染源をなくせば病気の進行は止まりますが、いったんひどくなってしまうと感染源をなくすことが難しいです。また、感染源をうまく一時的になくしたとしてもその状態を維持すること自体が難しいのです。
歯ブラシを上手に使ってブラッシングを続ければ治るかというと、歯ブラシで口の中の細菌を少なくするだけでは、歯茎に隠れ、歯の根にこびりつき、しみ込んだ細菌や細菌の毒素は簡単にはなくなりません。

歯を支えている歯槽骨の量が減ると咬むことが、かえって歯を支えている組織を破壊してしまいかねません。歯茎の形は不自然になっているので、歯ブラシできれいにすることも健康な人より数段難しくなります。
特に40代から50代にかけて多いのですが、治療してもどんどん悪くなってしまう人は喫煙習慣や糖尿病などの問題を抱えています。タバコは歯周病のリスク因子の代表です。

歯周病という病気は不思議なものでひどくなると体が歯周病を治そうとしません。
体の治そうとする働きが歯と歯茎の境目に深い溝をつくり、歯を支えている組織を破壊してしまうのです。つまり歯周病になると体はトカゲが尻尾を切って生き延びるように歯を排除して治ろうとします。こうして歯を失うのです。ですから、機能や外見が破壊される前の早期に治療を行うことが肝心です。

当クリニックは開業当初から歯周病を専門に行っており、様々な症状に合わせて最適な治療法を選択していただくことが可能です。歯周病治療は慢性疾患のためメンテナンスに移行できるまでの状態になるまで他の病気よりも治療回数・期間が長期(数回~数十回・数か月~数年)にかかりやすく、その分費用もかかります。是非私達と事前にしっかり話し合い、協力し合って健康を取り戻しましょう。

スタッフ一同全力で皆さんをサポートさせて頂きます。

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